「秒速5センチメートル」の実写化決定!
喜びと不安の声がとびかいました。
原作は、新海誠監督の美しい映像と切ない物語で知られる名作アニメ映画。
この記事では、実写映画化の経緯、主演松村北斗について、そしてファンの賛否両論の声をお伝えします。
またこの作品を始めて知った方に、あらすじ(結末なし)もお知らせします。
話題沸騰!「秒速5センチメートル」実写化決定
大ニュースです!
新海誠監督の名作アニメ「秒速5センチメートル」が実写映画化されることが決定しました。
2024日9月22日に発表され、話題沸騰でした。
新海誠さんは、中央大学を卒業し、にゲーム開発会社に就職。
働きながら自主制作アニメを作成しました。
「彼女と彼女の猫」(99)や「ほしのこえ」(02)で注目を集ます。
初長編「雲のむこう、約束の場所」(04)で毎日映画コンクールアニメーション賞を受賞。
「秒速5センチメートル」(07)、「星を追う子ども」(11)、「言の葉の庭」(13)など、繊細な描写で国内外に人気の作品を多く世に出してきました。
主演はSixTONESの松村北斗さん、監督は写真家として有名な奥山由之さんが務めます。
アニメファンの間で大きな話題となっていますね。
こちらが新海誠さんからの嬉しいメッセージです。
『秒速5センチメートル』の実写映画化が発表されました。古く拙い(しかし自分なりに愛おしい)作品に、奥山監督や北斗くんをはじめとした若いチームが新しい息吹を与えてくれることに、心から感謝しています。そして僕自身も、彼らの熱意や才能に負けないようなアニメーション映画を作らなければと、背筋が伸びる思いです。 新しい『秒速〜』を劇場で目にする日を、とても楽しみにしています。
Twitterより
新海誠監督が松村北斗さんに太鼓判!
新海誠監督自身もこの実写化をとても喜んでいらっしゃるようです。
松村北斗さんについて「最も信頼する俳優」と絶賛しているんです。
監督のお墨付きがあるなんて、期待が高まりますね!
大人気SixTONESのメンバー。
2012年にテレビドラマ『私立バカレア高校』で俳優デビュー。その後、多くのドラマや映画に出演して、演技も高い評価を得ています。
静岡県島田市出身です。
『秒速5センチメートル』映画実写化へ:喜びと心配の声
SNSでは多くのコメントが飛び交いました。
映画実写化について喜びの声
多くの新海ファン・北斗ファンが喜びの声を上げています。
- 「北斗くん、おめでとう!演技力抜群だから楽しみ!」
- 「アニメとは違う新しい『秒速5センチメートル』が見られるかも」
- 「大好きな作品の実写版、絶対に観に行く!」
松村北斗さんの演技力への期待や、新しい解釈への興味が高まっているようです。
映画実写化への心配の声も
一方で、心配の声も聞こえてきます。
- 「アニメの美しい絵を実写で再現できるのかな…」
- 「原作の繊細な雰囲気が変わっちゃいそうで心配」
- 「そもそも実写化する必要あるの?」
アニメ版の美しさや雰囲気を実写で表現できるのか、という不安の声が多いですね。
実写化の必要性を疑問視する意見もあります。
これは、アニメ・マンガが実写化される時にいつも出てくる反応ですね。
ですが、原作の深いファンなら、このような心配をしてしまう気持ちは分かります。
ですから、ぜひ、この心配をはねのけるような素晴らしい実写映画になることを願いましょう。
『秒速5センチメートル』実写化にあたっての気になるポイント3つ
『秒速5センチメートル』実写化にあたって、気になるポイントが3つあります。
あらすじを知らない方は、この次のセクションに書いていますので、あわせてお読みくださいね。
上映時間が2倍に!63分から約2時間へ
もとのアニメは63分だったのに、実写映画ですから約2時間の長さになります。
どういう風に長くなるのか、原作を壊してしまわないか、ファンとしては楽しみでもあり、心配にもなりますね。
追加されるシーンや元のシーンがどうなるのか、注目です。
遠野貴樹と篠原明里の18年間の成長をどう描く?
主人公の小学生時代から大人になるまで18年間あります。
アニメだと難しくはないですが、実写ですから、俳優さんの演技や、メイクの工夫が気になります。
あの美しい背景を実写でどう表現するの?
これもアニメならではの背景描写の美しさに魅了されている原作ファンにとって気になるところですね。
監督は奥山由之さん。
写真家でもある奥山さんが、きっと美しい映像美を見せてくれることを期待したいですね。
「秒速5センチメートル」のあらすじ(結末なし)は?
では、アニメ映画『秒速5センチメートル』のあらすじを解説します。
結末はもちろん書きませんので、小説やアニメ映画、さらに実写映画でお楽しみくださいね。
この映画は3部構成になっており、時間の経過とともに人々がどう変わっていくのかが描かれています。
- 第一話「桜花抄」
物語は1990年代初頭です。
主人公の遠野貴樹と篠原明里は小学生で、親しい友人でしたが、明里が転校することになり、離れてしまいます。
ですが手紙で連絡を取り続け、再会の約束をします。
そして、冬の夜、雪の中を電車で貴樹が明里に会いに行きますが・・・。
子供だと、引っ越しするとなかなか会えないですよね。 - 第二話「コスモナウト」
高校生になった貴樹が中心のお話です。
舞台は種子島で、貴樹のクラスメイトである花苗は彼に想いを寄せていました。
ですが、貴樹の心は遠く東京にいる明里に向いています。
卒業をめぐる気持ちが共感を呼びますね。 - 第三話「秒速5センチメートル」
貴樹と明里は大人になりました。
貴樹は都会で働いていますが、心のどこかでまだ明里を想っています。
一方、明里は別の男性と婚約しています。
そんな2人が偶然に・・・。
結末はぜひ、作品で確認してくださいね。
このように『秒速5センチメートル』は、時間と距離が人々に及ぼす影響を描いた、切なくも美しい物語です。
【まとめ】「秒速5センチメートル」実写映画化:賛否両論の中で高まる期待
新海誠監督『秒速5センチメートル』の実写映画化に対して、期待と不安の声が入り混じっています。
それだけ多くの人が『秒速5センチメートル』を愛していることの表れかもしれません。
新海誠監督も「古く拙い(しかし自分なりに愛おしい)作品に、奥山監督や北斗くんをはじめとした若いチームが新しい息吹を与えてくれることに、心から感謝しています」とコメント。
監督自身も新しい解釈を楽しみにしているようです。
松村北斗さんも「何度も見返してきた作品だからこそ、重責を日々感じています」と意気込みを語っています。作品への愛情を持って取り組んでくれそうですね。
公開は2025年秋の予定。
まだ時間はありますが、今から期待が高まります。
アニメ版の魅力はそのままに、実写版ならではの新しい魅力が加わることを期待しましょう。