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将棋タイトル戦の聖地!人気の対局場ホテル・旅館はどこ?【将棋めしも】

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将棋のタイトル戦といえば、東京や大阪の将棋会館だけでなく、
全国の名門ホテルや老舗旅館で行われ、「将棋めし」も話題になっていますね。
歴史ある建物や絶景の中で行われる対局は、まさに将棋ファンにとっての聖地巡礼スポットとも言えます。
この記事は、数々の名勝負の舞台となってきた宿泊施設の中から、特におすすめをご紹介していきます。

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目次

将棋タイトル戦:対局場はどうやって選ばれる?

将棋タイトル戦の対局場はどうやって選ばれるのでしょうか?

主催者が決定しますが、最近は公募制を導入する主催者も増えています。

応募した施設の中から将棋タイトル戦にふさわしい設備や地元自治体の協力体制などを考慮して選ばれるようです。

将棋ブームの影響もあり、タイトル戦の開催地に選ばれることは大きな宣伝効果につながるため、誘致合戦も過熱しているようです。

見る側も、ステキなホテルや旅館情報を得られるので嬉しいですよね。

では、これまでの対局場になった旅館・ホテルのなかでも特におすすめをこれからご紹介します。

将棋全般については、やはり「日本将棋連盟」の公式ウェブサイトをご覧ください。

湯の山温泉 湯元グリーンホテル(三重県三重郡):将棋王位戦も開催

湯の山温泉 湯元グリーンホテル 将棋

三重県菰野町の湯の山温泉グリーンホテルは、将棋の王位戦の舞台ともなりました。

全国でも珍しい2種類の源泉を持つ湯元温泉旅館で、アルカリ性単純温泉の掛け流しが特徴です。

その泉質は神経痛や筋肉痛、疲労回復などの健康効果に加え、美肌効果も期待できます。

常磐ホテル(山梨県甲府市):番勝負の後半戦が多い老舗ホテル

常盤ホテル 山梨 将棋

常磐ホテルは1929年創業の老舗ホテルで、甲府の迎賓館として知られています。

約3,000坪の日本庭園を持ち、南アルプスや富士山を望む絶景が魅力です。

将棋界との関わりが深く、多くのタイトル戦を開催してきました。

特に番勝負の後半戦を担当することが多く、将棋界を支える重要な存在です。

近年では女流棋戦の開催が続いており、2021年から2024年まで4年連続でマイナビ女子オープンの第2局が行われました。

藤井聡太棋士は2021年の第6期叡王戦で対局し、2回目の訪問となります。

常磐ホテルは将棋の歴史と共に歩み、プロ棋士たちの熱戦の舞台として、今後も重要な役割を果たし続けるでしょう。


元湯・陣屋(神奈川県秦野市):将棋対局のある「松風の間」

将棋ファンなら誰もが知る「陣屋」は、タイトル戦の聖地とも呼ばれる老舗旅館です。

これまでに300局以上のタイトル戦が行われた歴史を持ち、対局が行われる「松風の間」に宿泊することもできます。

東京からのアクセスも良く、日帰り温泉と懐石料理を楽しめるプランもあるので、気軽に訪れやすいのが魅力です。

陣屋公式ウェブサイトより

陣屋の松風の間は、明治天皇ゆかりの歴史的な部屋で、将棋界の重要な舞台となってきました。

昭和以降、300回以上のタイトル戦が開催され、多くの名勝負が繰り広げられてきました。

特に2011年の第52期王位戦では、羽生善治氏が大山康晴十五世名人の記録に並ぶ通算80勝目を達成し、将棋史に新たな1ページを刻みました。

高志の宿 高島屋(新潟県新潟市):棋聖戦対局の間「常磐」

高志の宿 高島屋公式ウェブサイトより

高志の宿 高島屋は約260年の歴史を持つ老舗旅館で、昭和58年から棋聖戦の舞台として親しまれています。

国の登録有形文化財に指定された木造建築は、まるで武家屋敷のような風格があります。

露天風呂付き客室や伝統的な日本料理が楽しめる「泊まれる料亭」として人気です。

新潟の地酒と共に、名勝負の舞台を体感してみてはいかがでしょうか。

棋聖戦対局の間「常磐」は源泉かけ流し露天風呂がついていて、宿泊できます。

銀鱗荘(北海道小樽市):竜王戦両対局者が小樽運河を観光

小樽市指定歴史的建造物の銀鱗荘は、平磯岬の丘に建つ和洋折衷の建物が特徴的です。

明治時代の面影を残す内装と、小樽の街並みを一望できる絶景が魅力です。

北海道らしい海の幸を使った料理も評判で、対局の緊張感と美食、歴史を一度に味わえる贅沢な滞在が楽しめます。

ランチだけも楽しめるようです。


緑霞山宿 藤井荘(長野県高山村):プロ棋士に将棋を学べるイベントも

山田温泉の渓谷沿いに建つ藤井荘は、森鷗外や与謝野晶子など多くの文人が訪れた歴史ある宿です。

将棋とのゆかりも深く、第81期名人戦第5局の舞台にもなりました。

特筆すべきは、おもてなしの質の高さ。

「過剰なほどのサービス」と評される接客は、まさにタイトル戦にふさわしい格式を感じさせます。

四季折々の長野の自然を楽しみながら、プロ棋士に将棋を学ぶイベントに参加するのもファンには嬉しいですね。

天童ホテル(山形県天童市):将棋タイトル戦の名門会場

天童ホテル公式ウェブサイトより

天童ホテルは、将棋タイトル戦の名門会場として30年以上の歴史を誇ります。

1987年から棋聖戦、2007年以降は名人戦の舞台として、羽生善治や藤井聡太など、日本将棋界の頂点を決める熱戦を見守ってきました。

名人戦七番勝負の後半戦を多く担当し、天王山や最終局の舞台となることも。

対局者が集中できる環境づくりに注力し、将棋ファンにとっては聖地巡礼の地となっています。

さらに、天童市と連携して将棋文化の発展に貢献

温泉や山形の食を楽しめる宿泊施設としての魅力も相まって、将棋の歴史と伝統を体感できる唯一無二の場所となっています。

天童ホテル公式ウェブサイトより

ウェスティン都ホテル京都

ウェスティンホテル京都

ウェスティン都ホテル京都は、130年以上の歴史を誇る京都随一の老舗ホテルです。

皇室や国賓も宿泊する格式高さと、日本庭園や温泉施設など、新旧の要素が融合した多彩な魅力があります。

将棋界との関わりも深く、1962年の大山名人vs加藤一二三八段の王将戦から、最近では藤井聡太八冠の対局まで、歴史的な対局の舞台となっています。

藤井八冠の「勝負めし」が話題になるなど、将棋ファンにとっても特別な場所です。

藤井さんは、京都ウェスティンホテルで、丹波栗とラズベリーのケーキ、アイスティー、パイナップルジュースを召し上がったようです。


将棋めし」として話題になりました。

京都の文化と歴史、そして将棋界の熱戦が交差するのホテルとして、多くの人々を魅了し続けています。

【まとめ】将棋ファンの聖地で「将棋めし」も楽しめる

将棋ファンにとって、これらの名門ホテル・旅館は一度は訪れてみたい聖地ですね。

対局の緊張感が残る空間で、名勝負の余韻に浸りながら贅沢な時間を過ごすことができます。

もちろん将棋ファンでなくとも、歴史的建造物や絶景、温泉、グルメなど、日本の伝統的なおもてなしを体験できる素晴らしい宿泊施設ばかりです。

機会があれば、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

将棋めし」を試してみるのも楽しみですね。

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