素朴でおいしいお菓子「ホワイトロリータ」が好きな人も多いと思います。
「ホワイトロリータ様を傷つける奴らとは仲良くしない!」
あるXユーザーの投稿が、10万以上の反応を集め、手土産のマナーと貧富の格差をめぐる大論争に発展しています。
この記事では、ホワイトロリータ論争の経緯がなにだったのか見てみましょう。
そして、
ホワイトロリータは手土産にするとマナー違反なの?
について考えていきたいです。
ママ友の家に持っていくのはアリでしょうか?無しでしょうか?
発端となったツイートはこれ!ホワイトロリータ手土産事件
ホワイトロリータ論争の発端は、転勤族の主婦による投稿でした。
「昔、ママ友(金持ち)のお宅にホワイトロリータ様をお連れしたら嘲笑されて誰も食べてくれなかった」
という体験を投稿。
その時の状況はこう説明されています。
Xの投稿者は、子供の幼稚園のお迎え後に突然誘われたので、家にたまたまあったホワイトロリータを持参したとのことです。
そして到着してみると、そのママ友は豪邸住み!
他のママ友たちはお取り寄せスたイーツなどを手土産に持参。
投稿者の持参したホワイトロリータは誰にも手を付けられることなく、気まずい空気が流れたそうです。
ホワイトロリータは手土産にしてよい?マナー違反?
ホワイトロリータを手土産にしたら気まずかったという、この投稿に対していろいろな意見がでました。
「金持ちかどうかに関係なく、他人の家への手土産に100円台のお菓子一つは非常識」
というコメントが相次ぎました。
特に初対面や親しくない間柄では、箱菓子など1000円以上の手土産を用意するのが一般的なマナーではないか、というのです。
一方で
「美味しいお菓子を馬鹿にする方が非常識」
という声も。
ブルボンの菓子は価格以上の価値があり、味を否定されるいわれはないという反論も見られます。
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さらに、手土産は値段の問題ではなく、あげる人ともらう人の関係性が大切だというコメントも多くみられました。
- 「気心知れた仲なら問題ない」
- 「子供同士の遊び相手ならアリ」
など、関係性による使い分けを主張する声も。
特に投稿者のように急なお誘いの場合、手土産の準備が難しい状況もあります。
ですから否定はできないという意見も出ています。
ホワイトロリータ手土産騒動の理由
手土産のマナーについて考えの違い
議論がもめてしまった背景には、手土産の価値をどこに見出すかという考え方の違いがあるのではないでしょうか。
「気持ちが大切」
と考える人たちと、
「形式やTPOを重視すべき」
と考える人たちの価値観の違いが浮き彫りになりました。
また、都市部と地方では利用可能な店舗も異なり、同じ基準で判断することの難しさも指摘されています。
本当に悩ましいところだと思います。
貧富の格差問題への発展
さらにこの議論は、単なる手土産の問題を超えて、現代社会における貧富の格差問題にまで発展しました。
高額な手土産を当たり前とする風潮への違和感や、見栄を張らざるを得ない人間関係の息苦しさを指摘する声も多く見られます。
こちらのXの投稿でも、皆がデパ地下で手土産を変える環境にはない、とあって、納得できますよね。
デパ地下のお菓子は高めですし、すぐ近くにデパートがない場合もありますからね。
「おもたせお菓子はデパ地下一択」みたいなのもわからんではないけど、みんながみんなそんなすぐにデパ地下菓子を手に入れられる環境な訳じゃないし、ホワイトロリータ持って行ったって手土産としてくれた以上は礼を言って笑顔で受け取るのが人として最低限の礼儀だと思うぜ。
手土産のマナー:専門家によれば
ではここから、マナー講師による手土産のマナーを確認してみましょう。
マナー講師によると、初対面や改まった場での手土産は、相手への敬意を示す機会とのこと。
箱菓子や老舗の和菓子など、見た目も内容も失礼のないものを選ぶことをすすめています。
一方、親しい間柄では柔軟な対応が許されるとのことです。
さらにマナー講師によれば、突然のお誘いの場合は、
「申し訳ありませんが手土産の準備ができていません」
と正直に伝えるとよいのだそうです。
後日、きちんとした手土産を持参してお礼訪問するのが望ましいとされています。
マナー講師のアドバイスは、なるほどと思いますが、それもなかなか難しい時があるかもしれませんね。
ホワイトロリータを手土産にするなら〜まとめ
マナー講師の解説によれば、
「ホワイトロリータを手土産にしても、急なお誘いの場合はマナー違反ではない」
ということなのかもしれません。
とすると、ホワイトロリータを豪邸に持参して気まずい経験をしたXの投稿者は、
「ごめんなさいね。お土産の準備をするタイミングがなくて。今度また別のものをもってくるね」
と言えばよかったということなのでしょう。
もちろんそれでも、気まずい反応が返ってくる場合もあるかもしれません。
手土産選びは確かに難しいと感じることがあります。
人間関係を大切にしようとして、複雑になってしまっているのかもしれません。
大切なのは、手土産を渡す人ももらう人も、相手を思いやる気持ちをもって、その場その場に応じて気づかうことなのかもしれませんね。
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