安倍昭恵さんがトランプ次期大統領に招かれて、渡米します。
昭恵さんの英語力をめぐる議論はかつてもありました。
2017年のG20サミットでトランプ大統領が昭恵さんは英語が話せず、「ハローも言えない」と発言したためです。
ですが実は昭恵さんは英語科を卒業しています。
安倍昭恵は英語話せる?英語科卒の学歴なのに話せないという噂を検証!
この記事では、その実際の英語力について、あらためて検証していきます。
トランプが安倍昭恵は「英語を話せない」と言った理由
トランプ大統領は2017年7月、ドイツで開催されたG20サミットでの出来事について語りました。
各国首脳夫妻を集めた夕食会で安倍昭恵さんと隣り合わせになった。
「彼女は素晴らしい女性だが、英語を話さない。『ハロー』も言わなかった。」
この発言が報道されると、昭恵さんが本当に英語が話せないのか、あえて話さなかったのではないか、など、物議を醸しました。
米誌ニューズウィークは「昭恵氏は本当は英語を話せるかもしれない」と指摘。
さらに「トランプ氏との会話で不用意なトラブルに巻き込まれないように用心したのではないか」との見方も示しました。
この一件は、外交の場における言葉の使い方や、ファーストレディーとしての慎重な対応のあり方について、国際的な議論を呼ぶことになりました。
ただ日本では、安倍昭恵さんは英語が話せないのではないかという疑問が根強く残りました。
そのようななか、2024年12月に昭恵さんはトランプ次期アメリカ大統領に招かれ、渡米することになったのです。
安倍昭恵は英語を話せる?
では安倍昭恵さんの英語力について具体的にさぐってみましょう。
安倍昭恵の学歴
安倍昭恵さんは、幼稚園から聖心女子学院の系列校に通っています。
聖心女子学院初等科、中等科、高等科と進み、高校時代は当時の偏差値が63程度のやや難関校でした。
しかし在学中は成績が芳しくなかったため、系列の聖心女子大学へは進学できず、聖心女子専門学校英語科に進学することになりました。
安倍昭恵さんは、あまり勉強はお好きではなかったということでしょうか。
ですが、専門学校に進む際には、英語科を選んだわけですから、英語はお好きだったと思われます。
(ちなみに聖心女子専門学校は、2016年に英語科の授業を停止し、2018年に閉校しています。)
昭恵さんは1987年、25歳の時に、安倍晋三さんと結婚、専業主婦になりました。
46歳の時に立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に入学。
修士課程を修了し、修士号を取得しています。
修士論文のテーマは「ミャンマーの寺子屋教育と社会生活—NGOの寺子屋教育支援—」でした。
アカデミックなことに関心があるということでしょうか。
*外務政務官になった生稲晃子さんの英語力についてはこちらの記事をご覧ください。
英語スピーチ・講演の実績
安倍昭恵氏は、聖心女子専門学校英語科出身の英語力を活かし、国際舞台で数々の英語スピーチを行っています。
米戦略国際問題研究所(CSIS)では、「女性が輝く社会」をテーマに英語で15分のスピーチを行いました。
質疑応答にも対応しました。
また、フォード財団での防災シンポジウムでも英語でスピーチを行っています。(上の写真です。)
防潮堤問題について国際的な議論を呼びかけています。
ただ残念ながら、英語スピーチの動画がインターネット上では公開されていないので、その英語力を実際に聞くことはできません。
海外要人との交流
安倍昭恵さんは数々の海外の要人との直接交流をこなしてきました。
ミシェル・オバマ夫人との約30分の懇談では、食の安全や女性の社会進出について意見を交わしています。
懇談後、昭恵氏は、
「暖かい雰囲気のとても素敵な方でした。女性や食の問題などあっという間に時間が経ってしまいました」
とSNSで報告。
実のある対話が行われたことがうかがえます。
オバマ夫人だけでなく、他の国のファーストレディーとも積極的に交流を持っています。
この下の写真は、2018年のヨルダンのラニア王妃とのものです。
写真からは、昭恵さんが英語で会話したのか、通訳がいたのかは分かりません。
ですが、ある程度は英語で直接会話をしたのではないかと推測されます。
*大谷翔平選手の英語力についてはこちらの記事をご覧ください。
【まとめ】安倍昭恵が英語話せるかはよく分からない!
こういったことから、安倍昭恵さんの英語力については次のように言えるでしょう。
首相夫人ではなくなったと言え、安倍昭恵さんには注目が集まります。
渡米してトランプ夫妻との再会して、英語力を発揮していただきたいですね。
*安倍昭恵さんの現在についてはこちらで詳しく解説しました。ご覧ください。
*石破首相の英語力についてはこちらの記事をご覧ください。