兵庫県の斎藤元彦知事は、2024年の出直し選挙で再選を果たし、11月19日から新たな任期をスタートさせました。
ですが期待に反してパワハラ疑惑や内部告発問題の対処で県政は混乱を極めました。
出直し選挙には18億円もかかったこともあり、県民からは「うんざり」の声が上がっています。
この記事では、
斎藤元彦知事の任期(2期目)いつまで?2回目でうんざりの声も!
と題して、斎藤元彦知事の県政のゆくえについて迫ってみたいと思います。
斎藤元彦知事の2期目の任期は2028年11月まで
斎藤知事は、2021年の初当選から任期終了を待たず、約3年で一度失職しています。
2024年9月19日、斎藤知事への不信任決議案が県議会で全会一致により可決されました。
知事は議会解散を選択せず、同月30日に失職したのです。
ですが、2024年11月の出直し選挙で約45%の得票率の大勝利をおさめました。
支持率が低迷する中での再出発となり、県民との信頼関係の再構築が急務となっています。
*斎藤元彦知事が濡れ衣だったという説も根強いです。こちらの記事もご覧ください。
斎藤元彦知事が途中辞任するシナリオ3選
では斎藤元彦兵庫県知事が任期終了前に、途中で辞任するシナリオを3つご紹介します。
リコール
知事の解職を求めるリコールには、有権者の3分の1以上の署名が必要です。
兵庫県の場合、約66万人分の署名が求められ、極めてハードルが高い制度です。
署名が集まれば選挙管理委員会が有効性を審査し、住民投票が実施されます。
投票総数の過半数が賛成した場合に知事は失職となりますが、実現例は全国的にも稀です。
辞職
知事本人の意思による辞職は、健康上の理由や政治的判断によって行われます。
不祥事発覚時や県民からの強い批判を受けた際にも選択されることがあります。
斎藤知事は県職員労働組合などから辞職要求を受けましたが、
「生まれ変わって信頼関係を再構築したい」
として応じませんでした。
失職
知事が禁錮以上の刑を受けた場合や、公職選挙法違反が確定した場合に自動的に失職となります。
斎藤知事は第一期の際、不信任決議後の失職を経験していますが、これは地方自治法の規定によるものでした。
再選後の第二期がどのような展開になるのか、注目したいと思います。
*斎藤元彦知事の腕時計の変化についてはこちらの記事をご覧ください。
斎藤元彦知事の再選後の混乱にうんざりの声
斎藤元彦知事が再選された後も、県政の混乱が続いています。
「うんざり」という声がしばしば聞かれます。
ただこれは県政の混乱全般に対してで、斎藤元彦知事への支持を続けている兵庫県民も少なくないようです。
SNS上の「うんざり」の声
SNS上でも県政の混乱にうんざりの声が流れています。
斎藤元彦知事だけでなく、地方議員が関わって暴走しているという指摘もありました。
斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の”暴走”に県民うんざり
兵庫県の斎藤元彦知事の公職選挙法違反疑惑や内部告発文書問題を巡って炎上が続いているが、もはや斎藤知事本人は置いてけぼりで周囲が全国ニュースに登場する事態に県民は怒りの声をあげている。
こちらは安倍政権の状況を思い出しつつ、斎藤元彦県政にうんざりを表明しています。
「無理が通れば道理が引っ込む」は安倍政権でお腹いっぱいなんですよ。斎藤元彦みたいな小物でそれをリピートされるのはうんざりなんですよ
兵庫県職員からも「辞任はいつ?」の声
さらに兵庫県庁内でも、
「知事はいつ辞めるんだろう」
と任期終了を期待して、職員たちがカウントダウンをしている状況だと言われています。
パワハラ疑惑や内部告発問題で県政が混乱する中、職員たちは中長期的な業務計画が立てられないと悩んでいます。
2期目のスタートを切った斎藤知事ですが、県議会との関係修復や職員との信頼関係構築など、課題は山積しています。
県民の期待に応える県政運営ができるか、今後の手腕が問われています。
*斎藤元彦知事の自宅についてはこちらの記事をご覧ください。
*斎藤元彦氏が依頼した広告PR会社社長についてはこちらの記事をご覧ください。