2024年10月、藤田菜七子騎手がJRAに引退届を提出、衝撃が走りました。
人気女性騎手の先駆けのような藤田菜七子さんですが、電撃引退の理由は何でしょうか？
スマホを調整ルームに持ち込んでルール違反をしたことが引き金のようですが、本当の引退理由は結婚後の成績不振とも言われています。
この記事では、
藤田菜七子さんの本当の引退理由は？成績不振？
成績不振の理由は、女性騎手だから？
について深堀していきます！
藤田菜七子の電撃引退発表！理由はスマホ持ち込み問題じゃない？
2024年10月10日、藤田菜七子騎手がJRAに引退届を提出したことが報じられました。
この電撃発表は、競馬ファンや業界関係者に大きな衝撃を与えました。
藤田騎手の師匠である根本調教師が、藤田騎手本人の意思で引退届を提出したことを明かしています。
引退の背景には、藤田騎手が調整ルーム居室内にスマートフォンを持ち込み、通信していたことがあります。
2023年4月頃まで複数回にわたり、行われていたようです。
JRAはこれを重大な非行と認め、10月11日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止処分を決定しました。
ルール違反を何度もしていたことは、やはり大きな問題だということですね。
これが引き金になって、藤田菜七子騎手が今回の引退を決意したと言われています。
ただネットでは、これは単なるきっかけで、本当の理由は別のところにあると言われています。
＊電撃引退といえば、立浪中日監督も電撃辞任！
引退理由の真相：藤田菜七子騎士は成績不振が続いていた
藤田菜七子騎手のJRAでの成績を見てみましょう。
2016年のデビュー以降、着実に勝利数を伸ばしてきました。
女性騎手の歴代最多勝利記録を更新するなど、多くの記録をぬりかえたのです。
2018年8月には通算35勝目を挙げ、当時の記録を更新。
2019年には43勝を挙げてピークを迎えました。
こちらのXでも言われているように、
「女性騎手として多くの記録を打ち立てた・・・
今は、素直に貴方のこれまでの成績に、感動をありがとうと言ってあげたい」
という声も聞かれます。
藤田菜七子騎手は、さらに記録を伸ばし続け、女性騎手の可能性を広げてきた存在でした。
ですが、昨今の成績はふるわず、2022年は8勝、2023年は13勝と低迷しています。
騎乗数も2019年の703回をピークに減少し、2023年は351回にとどまっています。
引退報告直前の成績を見ると、2024年10月5日と6日の新潟競馬では7鞍に騎乗しましたが、最高順位は8着でした。
これらの結果から、藤田菜七子騎手の成績不振が続いていたことがわかります。
競馬関係者からは、以前ほどの勢いが感じられないという評価も聞かれるようになっていました。
大変つらい状況だったと思われます。
ではかつての勢いを失ってしまった理由は何だったのでしょうか？
女性騎手と結婚の両立の難しさ：引退理由をめぐる批判も
藤田騎手は2024年に結婚を発表しています。結婚相手はJRA職員です。
これが成績不振の理由とも言われていますが、どうでしょうか。
結婚された時は、「今後も現役を続けます」と今後の騎手としての活動に意欲的な発言をされていました。
結婚生活と厳しい騎手生活の両立の難しさも、引退を決意する一因となった可能性があります。
プライベートな生活の充実と、競馬界でのキャリアの間で板挟みになっていたかもしれません。
ただ、藤田菜七子さんが今回、スマホ使用の問題が発覚した直後に引退を決めたことに対して、ネット上では批判的な声も聞かれます。
藤田菜七子に対して、結婚もしたししょうがないみたいなこと言っている人の意味がわからない
結婚は逃げるための保険じゃねえぞ
どんな騎手もそうだけど、藤田菜七子の場合は女性騎手のパイオニアとして
普通以上のバックアップを各方面から受けてきたはずだ
そこに筋を通さずに辞めるのは卑怯者だよ
騎手という仕事の厳しさと競馬ファンからの期待もあって、藤田菜七子さんの今回の引退という決断に対して賛否両論があるようです。
これは女性キャリアと結婚の問題にもつながるトピックなので、今後も議論が続くかもしれませんね。
藤田菜七子の引退の本当の理由は成績不振かも｜まとめ
藤田菜七子騎手の活躍は、多くの若い女性に夢と希望を与えてきました。
彼女の存在が、JRAでの女性騎手の増加につながったことは間違いありません。
ですが今回のスマホ問題と突然の引退は、女性騎手たちや競馬ファンに複雑な気持ちをいだかせたのではないでしょうか。
皆が納得できる引退理由のもと、惜しまれるような終わり方が望ましかったかもしれません。
藤田菜七子騎手の引退後の人生については、まだ明らかになっていません。
ですがその知名度と経験を生かし、競馬解説者やタレントとしての活動も考えられるでしょう。
さらに魅力的な女性騎手が注目を集めてほしいですね。
