『海月姫』『東京タラレバ娘』などのヒット作で知られる漫画家・東村アキコさん。
その半生を描いた『かくかくしかじか』が永野芽郁主演で実写映画化されることが決定しました。
東村アキコさんは両親や息子さん、離婚した夫など家族を題材に漫画を描くことも多いですよね。
家族構成がどうなっているが気になりませんか?
この記事では、
東村アキコの家族構成がすごい!2度の離婚や息子(ごっちゃん)の現在は?
と題して、東村アキコ家の知られざる素顔にせまります。
では、見出し構成に従って本文を書いていきます。
東村アキコの実家家族がユニーク
では、東村アキコさんの実家のご家族について見てきましょう。
かなり独特なお父さん
東村アキコさんの父・健一さんは「仕事は一生懸命、遊びは死ぬ限り」という独自の哲学を持つ人物です。
息子の手作りの木刀を「作品の方向性が見えない」という理由で燃やしてしまったり、狭い道に車を無理やり通そうとしたり。
予測不能な行動で家族を驚かせ続けた人物で、『ひまわりっ ~健一レジェンド~』の中心人物ですね。
東村アキコさんが大ファンだった徳永英明さんのステッカーを鞄に貼って、お父さんが激怒したというエピソードもあります。
温厚なお母さん
東村アキコさんの母は7人きょうだいの末っ子として育ち、温かな人柄で家族を支えてきました。
父の突飛な行動に「もう見たくない」と諦めながらも、寛容に受け入れる懐の深さを持っています。
このようなお母さんがいたからこそ、東村家は温かい雰囲気を保ち続けられたのでしょうね。
弟の森繁拓真も漫画家
弟の森繁拓真も漫画家として活躍し、『となりの関くん』が250万部を超えるヒットとなっています。
1978年生まれで、東村アキコさんとは3歳違いですね。
東村アキコさんの詳しいプロフィールは後で解説します。
森繁拓真さんは広島大学工学部を卒業したとのことで、優秀な方ですね。
姉弟で「今日のお父さん」の話に花を咲かせ、父から受け継いだお笑いのセンスを作品に活かしています。
それにしても2人とも漫画家とは、すごいですよね。
東村アキコの2度の離婚と家族構成
2004年、俳優のIKKANと結婚し息子(ごっちゃん)を授かりました。
IKKANさんは1971年生まれです。
東村アキさんとの結婚は、できちゃった婚かつ別居婚だったと言っています。
ですが、互いの仕事の忙しさから別居が続き、2008年に離婚。
2013年にはファッションデザイナーの安藤悟史と再婚しました。
交際4年で結婚したそうで、IKKANさんとのできちゃった婚とはちがい、じっくり婚だったようですね。
ですがまたしてもクリエイター同士の意見の衝突などから2017年に離婚しました。
2度の離婚を経験しながらも、東村さんは結婚に否定的になることはありませんでした。
「一人ではできないことをするチーム」として結婚を捉え、新しい家族の形を模索し続けています。
常に前向きな東村アキコさんの姿がまぶしいですね。
東村アキコの息子「ごっちゃん」の現在
2005年生まれの息子・悟空(通称:ごっちゃん)は、母との二人三脚で成長してきました。
お父さんは先ほど解説したIKKANさんです。
ごっちゃんは高校時代に、新型コロナウイルス禍での休校中に韓国ドラマ『梨泰院クラス』と出会い、韓国文化に目覚めます。
ドラマの制作現場に魅力を感じた息子の夢を、東村さんは全面的に支持。
その結果、息子のごっちゃんは韓国の名門・延世大学への留学を決意し、新たな挑戦を始めています。
*韓流ドラマと言えば「冬ソナ」。こちらの記事もご覧くださいね。
東村アキコのプロフィール
ではあらためて、東村アキコさんのプロフィールを見ていきましょう。
東村アキコさんは1975年、宮崎県串間市に生まれました。
『かくかくしかじか』で描かれているように日高先生の絵画教室で鍛えられます。
そして金沢美術工芸大学を卒業後、1999年に漫画家デビュー。
息子さんのごっちゃんを主人公にした『ママはテンパリスト』で100万部を超えるヒットを記録しました。
さらに『海月姫』で第34回講談社漫画賞を受賞、菅田将暉さんで映画化もされました。
吉高由里子さん主演でドラマ化・映画化された『東京タラレバ娘』は社会現象となりました。
『かくかくしかじか』ではマンガ大賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞をダブル受賞した上に、2025年に映画が公開されます。
このように東村アキコさんの漫画は常に注目をあびてきました。
現在の東村アキコの家族構成は?
東村アキコさんの家族構成について解説しました。
東村アキコさんは現在独身ですね。
弟の森繁拓真さんも漫画家として活躍とはすごいことです。
また実は東村さんは親戚とのつきあいも濃いようです。
現在もいとこたちとLINEグループで日常的に連絡を取り合っています。
父方5人きょうだい、母方7人きょうだいという大家族ならではの賑やかさは健在です。
2024年には自身の半生を描いた『かくかくしかじか』が永野芽郁主演で映画化されることが決定し、新たな家族の物語として多くの人々に届けられることになりました。
2025年5月の公開が楽しみですね。
*吉高由里子さんと松下洸平さんの共演作についてはこちらの記事もご覧ください。