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【2024年】斎藤元彦知事の給与カットはいくら?月収・ボーナス含め年収減

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2024年の兵庫県知事選は斉藤元彦氏が再選しました。

斎藤元彦氏は最初の任期の時に、率先して給与カットを実施しました。

斎藤元彦兵庫県知事の給与カットはいくら?

について、ボーナスを含めた年収の実情から、分かりやすく解説します。

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目次

斎藤元彦氏再選!2024年兵庫県知事選

sankei.comより

2024年の兵庫県知事選は、前知事・斎藤元彦氏のパワハラ疑惑による失職に伴う選挙で、過去最多となる7名が立候補しました。

その結果は、斎藤元彦氏の逆転再選でした。

特に注目された候補者がこちらの3名でした。

前参院議員の清水貴之氏(50)

清水貴之

元尼崎市長の稲村和美氏(52)

稲村和美

稲村和美氏についてはこちらの記事もご覧ください。

前知事の斎藤元彦氏(47)が再選!

斉藤元彦

斉藤元彦氏についてはこちらの記事もご覧ください。

選挙戦では知事の資質や県政の再建が主な争点となり、SNSを活用した選挙活動で大変な盛り上がりとなりました。

期日前投票も前回より3割増加するほどでした。

自民党は独自候補を擁立できず、清水、稲村、斎藤の3候補への支援で分裂。

日本維新の会県組織は清水氏を、立憲民主党と国民民主党は稲村氏を支援しました。

2024年兵庫県知事の給与はいくら?斎藤元彦知事時代にカット

斎藤元彦 兵庫県知事

ではここから、兵庫県知事の気になる給与について解説していきます。

月給は斉藤知事時代にカット

兵庫県知事の給与月額(月給)は本来134万円と定められています。

ですが、2021年に斎藤知事が就任して以降、30%の自主削減(カット)が行われ、実際の支給額は93万8000円となっています。

この削減は、厳しい財政状況や新型コロナウイルスの影響を考慮して決定されました。

全国の都道府県知事の平均給与が約120万円であることを考えると、かなりおさえ目な額といえます。

斎藤元彦

ボーナスもカット

ボーナス(期末・勤勉手当)についても、同様に30%の削減が実施されています。

2024年の夏のボーナスは249万2041円が支給されました。

これは前年同期と同額です。

具体的には、給与月額の1.70カ月分から30%を減額して算出されています。

冬のボーナスと合わせた年間支給額は、約500万円となる見込みです。

年収総額のカットは?退職金も?

給与とボーナスを合わせた年収は、斎藤元彦前知事時代のカット前は約2000万円、カット後は約1600万円程度となりました。

また退職金についても50%のカットが実施され、4年の任期で約2000万円の削減効果が見込まれています。

これは斎藤元彦知事自身の公約に基づく措置で、就任時から一貫して継続されています。

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兵庫県知事と他の都道府県知事はいくら?給与を比較!

ではここから、兵庫県知事と他の都道府県の知事の給与を比較してみましょう。

高いのでしょうか、低いのでしょうか?

実は兵庫県知事の給与は大変に低いです。

都道府県知事の給与ランキングの上位と下位をまとめました。

順位都道府県月額給与
1位神奈川県145万円
2位埼玉県142万円
3位千葉県139万円
4位広島県138.9万円
5位福岡県135万円
全国平均119.9万円
43位秋田県96.8万円
44位北海道96.6万円
45位兵庫県93.8万円
46位石川県91万円
47位東京都72.8万円

兵庫県の93万8000円という金額は、47都道府県中45位に位置します。

最も給与が高いのは神奈川県・大阪府の145万円で、東京都は73万円と最も低額となっています。

例えば関西圏の京都府の116万円と比べても低い水準にあることが分かります。

兵庫県知事の給与が低めなのは意外な気がします。

これは斎藤元彦知事時代の減額(カット)の結果となっています。

そこで「県内総生産」のランキングを見てみましょう。

順位都道府県数値(単位:100万円)
1東京都109,601,589
2大阪府39,720,316
3愛知県39,659,291
4神奈川県33,905,464
5埼玉県22,922,645
6兵庫県21,735,871
7千葉県20,775,634
8北海道19,725,624
9福岡県18,886,929
10静岡県17,105,232
11茨城県13,771,281
12広島県11,555,366
13京都府10,167,991
14宮城県9,485,225
15栃木県8,946,482

兵庫県の「県民総生産」は全国第6位ですよね。

県知事もそのくらいもらってもよいのかもしれません。

斎藤元彦兵庫県知事が給与をカット

斎藤元彦 兵庫県知事

ですが斎藤知事は就任時、「県民が厳しい中での県政運営である」として、給与カットを決断しました。

この削減により、4年間の任期で約2000万円の財政効果が生まれています。

また、副知事2名についても、退職金25%カット、給与15%カットを実施し、行政のトップとして率先して経費削減に取り組む姿勢を示しています。

全体として見ると、兵庫県知事の給与は、本人の意向による大幅な削減が実施され、全国的にも低い水準となっています。

この取り組みは、厳しい財政状況の中で、トップ自らが身を切る改革を実践している例として注目されてました。

新しい兵庫県知事の給与はいくら?【まとめ】

兵庫県知事の給与について詳しく見てきました。

年収にすると400万円くらいのカットになっているようです。

項目カット前カット後
給与月額(月給)134万円93万8000円
夏のボーナス356万円(概算)249万2041円
冬のボーナス356万円(概算)約250万円
年収(概算)約2000万円約1600万円

このカットのため、兵庫県を全国レベルでみると47都道府県のうち45位と、大変に安いことが分かりました。

これは、知事が県民を思う姿勢の表れかもしれません。

ただ、兵庫県は全国6位の「県民総生産」をもつほどなのですから、今後は適正な給与にして、さらに知事職に邁進してもらうのがよいかもしれませんね。

やはり仕事をしっかりと進めてもらうことが、県民の希望なのではないかと思われます。

2024年11月17日の兵庫県知事選挙では、斎藤元彦氏が再選されました。

県民の熱い熱気に支えられて、新しい県政が始まることでしょう。

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