2024年1月から、裁判に注力するために芸能活動を休止していたダウンタウン・松本人志さん。
11月に訴訟取り下げを発表し、年明けからの復帰が有力視されています。
ただSNSでは復帰を待望する声と、芸能界には不要だとする声が起こっています。
そこでこの記事では、7本のレギュラー番組がどのような状況になっているのか見ていきましょう。
松本人志さんがいなくなって、視聴率は下がったのでしょうか?
松本人志の復帰はあり得ない?7本のレギュラー番組
松本さんが休止前に務めていたレギュラー番組は、地上波で合計7本ありました。
- 日本テレビ系では「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」と「ダウンタウンDX」
- TBS系では「クレイジージャーニー」「水曜日のダウンタウン」
- フジテレビ系では「酒のツマミになる話」「だれかtoなかい」
- ABCテレビでは「探偵!ナイトスクープ」
さすが売れっ子ですね。
松本さんが訴訟を取り下げて、復帰の道筋が見えてきました。
ですが、これらの番組についての各局は慎重に対応しているようで、何も決まっていないとのことです。
日本テレビは「現時点では出演の予定はありません」と明言し、TBSとフジテレビは「決まっていることはございません」とコメント。
ABCテレビも「復帰は未定です」と述べています。
松本人志は「ダサい」ので復帰不要?レギュラー番組の視聴率の変化
では、松本人志さんがもっていた7本のレギュラー番組について、視聴率や視聴者の声をチェックしてみましょう。
レギュラー番組の視聴率は?
では、松本さん不在の期間、レギュラー番組の視聴率にはどのような変化があったのでしょうか。
「ダウンタウンDX」の場合、興味深い結果が出ています。
今年7月の放送では3.1%から3.7%の間で推移していますが、これは昨年同時期の3.2%から3.7%とほぼ同じ水準です。
一方、「酒のツマミになる話」では若干の変化が見られます。
松本さんがMCを務めていた2022年7月から8月の視聴率は3.7%から3.9%でしたが、今年7月の放送では2.4%から2.6%とやや低下しています。
代役として千鳥の大悟さんが担当した2月の放送では3.0%を記録。
大悟さんの仕切りは好評ですが、松本さん特有の独特な雰囲気には及ばない部分もあるようです。
また「まつもtoなかい」は「だれかtoなかい」に番組名を変更して継続されました。
松本人志さんの代わりのMCに二宮和也さんが入った回の視聴率はこちらのように高いものになりました。
- 初回(2024年2月4日):コア視聴率6.5%
- 最終回(2024年3月31日):コア視聴率4.3%
松本人志さんが不在になる前は5%くらいだったようですので、ほぼ同じですね。
これらから、松本人志さんがいないからといって視聴率が激減したわけではないのは確かですね。
レギュラー番組に松本人志さんは復帰不要説
Xでも様々な声が出ています。
こちらは松本さんの「ダウンタウンDX」や「水曜日のダウンタウン」への復帰を喜ぶ声。
お笑い芸人は「皆」松本人志の復帰を望んでるんだからM-1審査員で復帰するのは当然だよな お笑い芸人はみんな松本人志支持してるんだから ダウンタウンDXだって水曜日のダウンタウンだって、みんなが復帰おめでとう!って喜びに溢れた復帰特番組むだろ
一方こちらは、「ダウンタウンDX」や「水曜日のダウンタウン」に松本人志さんがいない方が番組として楽しいという声です。
しばらく松本人志の流れを切るトークが帰ってくると思うと鬱だなあの声耳に刺さると言うか頭痛くなるからな最近の突っ込みも悪口とか暴言だからなダウンタウンDXも水ダウも浜田で回るから地上波とか既存の所でおかえりなさいは寒いからしないで欲しいな。
松本人志さんのレギュラー番組復帰、浜ちゃんの意見は?
ダウンタウンの相方、浜田雅功さんは松本人志さんの復帰についてどう思っているのでしょうか?
相方の浜田雅功はどう思ってる?
現在、ダウンタウンの冠がついている番組では、相方の浜田雅功さんが単独でMCを務めています。
制作関係者によると、浜田さん自身もコンビでの出演を望んでいるとのことです。
各番組では、出演者が松本さんの名前を普通に口にするなど、タブー視する雰囲気はないといいます。
ですが、早期の地上波復帰についてはスポンサーの問題があり、慎重な見方も出ています。
テレビ関係者は「スポンサーを説得するには時間がかかる」と指摘。
さらに、「復帰1発目の番組は高視聴率が見込めるが、反発もあるのでその後を考えるとリスクが高い」という声もあります。
浜田雅功さんが望んでも、その他の要因がいろいろあるとうことですね。
大阪万博のアンバサダーが復帰後の仕事?
松本さんの復帰に向けては、来年4月開幕の「大阪・関西万博」のアンバサダー復活が一つの目標として挙がっています。
関係者によると、世界に日本の笑いを発信できる一大イベントとして、松本さんの万博への思い入れは強いと言います。
ただしこちらの表にまとめたように、万博のアンバサダーは、伝統芸能や音楽、科学などそれぞれの分野で未来社会を担う活動に取り組んでいる優れた方々です。
ここに並んで松本人志さんが出ることに違和感を感じる人は少なくないかもしれません。
名前 | 職業・肩書 | 簡単なプロフィール |
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コブクロ | ミュージシャン | 小渕健太郎(G&Vo)と黒田俊介(Vo)によるデュオ。1998年に大阪で結成。美しいメロディとハーモニーで老若男女に支持されている。万博のオフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」も制作。 |
佐渡 裕 | 指揮者 | 故レナード・バーンスタインや小澤征爾に師事し、1989年ブザンソン指揮者コンクールで優勝。現在、トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督を務めるほか、国内外で数多くのオーケストラに出演。 |
ダウンタウン | タレント | 松本人志と浜田雅功による漫才コンビ。1982年に吉本総合芸能学院に入学し、関西から全国的な人気を獲得。現在も冠番組を多数持ち、日本のお笑い界をリードする存在。 |
宝塚歌劇団 | エンターテインメント | 1914年に設立された劇団で、すべての役を女性が演じるユニークな公演スタイル。花組・月組・雪組・星組・宙組から若手男役がアンバサダーを担当し、万博の盛り上げに貢献。 |
松本 幸四郎 | 歌舞伎俳優 | 歌舞伎俳優の家系に生まれ、古典から新作まで幅広い役を演じる。日本舞踊松本流家元。歌舞伎NEXTを立ち上げ、伝統芸能の魅力を世界に発信。万博の成功に貢献することを誇りに思い、取り組んでいる。 |
山中 伸弥 | 京都大学iPS細胞研究所 名誉所長 | iPS細胞技術の研究を通じて再生医療や創薬の革新に尽力する科学者。1970年の大阪万博に触発され、科学者を志す。2025年の万博に向けて次世代に夢を与え、健康長寿社会への貢献を目指す。 |
松本人志さんの復帰までの道のりは慎重に進める必要があるでしょう。
*松本人志さんの活動再開シナリオについてはこちらの記事もご覧ください。