2024年、中森明菜さんの活動再開に注目が集まっています。
YouTubeチャンネル開設やディナーショー開催など、精力的な活動を見せつつあります。
一方で、その声の変化を指摘する声も上がっています。
デビューから40年以上が経過し、歌手としての転換期を迎えているようです。
この記事では、
中森明菜さんの声が出ていない!復帰大丈夫?小さいのか低いのか
という疑問を深ぼりしていきます。
中森明菜の声が出ていない理由は?:「北ウイング」動画
中森明菜さんの代表曲である「北ウィング」はしっとりとした雰囲気のよい曲ですよね。
上の動画は2023年、最近のものです。
実際にディナーショーで披露された「北ウイング」も、全盛期とは異なる声だったようです。
ファルセットを多用した歌唱で、音域を抑えめにしたアレンジとなっています。
中森明菜さん本人も
「年だから声が出ないのよ」
と率直に語っています。
つまり、声が出ない理由は58歳という年齢による自然な変化だとうけとめているようです。
ファンからは、
- 「優しい声」
- 「しっとりとした歌い方が素敵」
という好意的な声が上がっています。
一方で、
- 「声量が落ちている」
- 「声が小さい」
という指摘も見られます。
とは言え、多くのファンは「今の明菜さんらしい歌い方」として、新たな表現方法を受け入れているようです。
音楽関係者からは「継続は力なり。人前で歌うことは大事でした」という声も聞かれます。
休業期間が長すぎたことが、声が出ていない理由ではないかという指摘ですね。
こちらが若い頃の「北ウィング」動画です。
比べてみると迫力がケタ違いなのが分かります。
声が出ていないのは表現の変化?:「TATTOO」動画
中森明菜さんは「TATTOO」で、その圧倒的な歌唱力を見せつけました。
上の動画は1991年のものです。
声量はたっぷりあって、リズムも激しいです。
高音から低音まで自在に操る声は、同世代のアイドルの中でも際立っていました。
張りのある声と安定した声量は、その歌唱力の高さを示す証でした。
16歳でデビューしてから、その歌唱力は進化を続け、20代前半で到達した表現力は伝説として語り継がれています。
ですが現在、楽曲は原曲よりもスローテンポかつキーを落としたジャズっぽいアレンジが中心となっています。
これは単に声が出ていないだけはなく、年齢とともに変化する声質に合わせた、アーティストとしての表現の選択とも言えます。
長期の活動休止期間があったことを考えると、むしろこれほど声がでるのは驚くべきなのでしょう。
中森明菜さんは「優しい声」から「張った声」まで、幅広い表現を持つ歌手として、新たな魅力を開拓しているのです。
ディナーショー「難破船」の声:復帰にむけて
2024年7月に行われた中森明菜さんのディナーショー。
チケット価格7万円超という設定にもかかわらず、全5公演が完売となりました。
会場では「難破船」など11曲を披露し、すべての楽曲をジャズアレンジで演奏。
ファンの前でステージに立つのは2017年以来となりました。
上の「難破船」の動画は1987年のもので、声はしっかりと出ていて、のびやかです。
ですが2024年のディナーショーでは新たな挑戦としてジャズアレンジだったようです。
現在の声質を最大限に活かす選択となっています。
優しく丁寧な歌唱は、楽曲の持つ世界観をより深く表現できていたようです。
ファンからは「今までとは違う魅力」という評価の声が上がっています。
中森明菜さん自身も、
「昔は歌の主人公になって歌っていたけど、今は歌の主人公を客観的に見て、その人を応援する気持ちで歌った」
と語り、表現者としての成熟を見せています。
ファンからはこの「難破船」や「駅」のような、しっとりとした楽曲での活動再開を望む声も多く上がっています。
「駅」の動画はこちらをどうぞ!
中森明菜の香取慎吾との「TATOO」コラボ:復帰秒読み?
2024年11月に香取慎吾さんとの「TATTOO」コラボレーションが実現しました。
香取さんの新アルバム『Circus Funk』に収録されることになったのです。
しかもコラボが、まさかの同じブースでの直接対面レコーディングという形で実現されました。
「香取くんに言われて来ないという選択はなかった。ずっと見てたから。応援してました」
と語る明菜さんの言葉に、香取さんも感動していたと報じられています。
この下の動画は1988年のTATOOです。
アップビートですが、中森明菜さんの声はしっかりと出ています。
香取慎吾さんと向き合って目を見ながらの収録では、明菜さんが丁寧に歌い方を教える場面も。
この共演について、香取さんは、
「3枚目のアルバムで、”これからも歌っていこう”という決意表明のようなアルバムを作っている中に、明菜さんが居てくださるのは本当に幸せです」
と語っています。
本当に夢のようなコラボですね。
香取慎吾さんの「TATOO」も楽しみですね。
中森明菜の声が出ていない?復帰は?【まとめ】
中森明菜さんの声が出ていない、復帰は難しいのでは?という心配について深ぼりしてきました。
本人も認めているように、年齢のために声が変わってきたということが大きな理由なのでしょう。
ですが、ジャズ風にアレンジするなど、これからの復帰にむけての準備も進められているようです。
また、歌の表現方法が変わることが、ファンにとって中森明菜さんの新しい魅力を感じるよい機会にもなるでしょう。
さらに中森明菜さんは香取慎吾さんとのコラボレーションやYouTubeでの動画配信など、新たな表現方法への挑戦も続けています。
59歳という年齢を重ねながらも、その表現力は衰えを知らず、むしろ深みを増しているようです。
「ゆっくりになってしまうけど見守っていてね」
という言葉には、ファンへの感謝と、アーティストとしての誠実な姿勢が表れています。
楽しみに復活を待ちたいと思います。
*中森明菜のデビューについてはこちらの記事をご覧ください。