中日・小笠原慎之介選手は2024年オフにMLB挑戦を決意。
小笠原慎之介のメジャー年俸はいくら?
米MLB移籍専門サイト「MLB Trade Rumors」は、今永昇太の5300万ドル(約80億円)レベルの契約を予測しています。
2024年シーズンは5勝11敗ながら防御率3.12の好投を見せた小笠原慎之介の左腕。
ドジャース、メッツやエンゼルスなど複数の球団が獲得調査に乗り出していると言われています。
27歳での新天地挑戦は、果たしてどんな結果をもたらすのでしょうか。
この記事では気になる年俸を現在と移籍後を比較しながら詳しく解説します。
中日・小笠原慎之介投手は、2024年のオフにポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦することが正式に決定しました。
小笠原は2023年1月の自主トレ先の沖縄・北谷でこう語りました。
「メジャーは小学校からの夢。夢が現実になるのも、ここ数年が勝負になる」
2024年のシーズンでは打線の援護に恵まれず2勝4敗にとどまりましたが、防御率はリーグ5位(1.72)と安定したピッチングを見せています。
中日関係者はこう語っています。
「慎之介の気持ちは本物です。ポスティング制度を利用しての移籍を球団が容認することを信じて、周到な準備をしています」
小笠原慎之介選手がアメリカのメジャーで通用するのかどうか、疑問の声もあがっています。
ですが本人は真剣に検討し、前に進もうとしています。
では、小笠原慎之介選手の今の年俸とメジャーに進出した場合の予想年俸を比較してみましょう。
米MLB移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は、小笠原の契約について具体的な予測を示しています。
それによれば、シカゴ・カブスの今永昇太投手の年俸レベルの契約金になる可能性が高いそうです。
今永選手は、2024年で900万ドル(約13億円)、2025年で1300万ドル(約18億円)です。
そこで上のグラフは「推定年俸13億円」として作成してみました。
では、小笠原慎之介選手の日本での年俸と比べてみましょう。
小笠原選手の2024年の年俸は、9,300万円プラス出来高払いとされています。
約1億円として、もしメジャーに移れるならば、10倍以上の高額な収入を得ることになりますね。
メジャーに行くことで、野球人生も変わるわけですから、ぜひ挑戦して欲しいですよね。
小笠原慎之介選手の年俸推移の表はこちらになります。
「すっきりニュース」がこの表と上のグラフを作成しました。
年度 | 年俸(万円) | 差額(万円) | 年齢 |
---|---|---|---|
2025(予測) | 130,000 | +120,700 | 28歳 |
2024 | 9,300 | +2,700 | 27歳 |
2023 | 6,600 | +3,000 | 26歳 |
2022 | 3,600 | +2,150 | 25歳 |
2021 | 1,450 | -450 | 24歳 |
2020 | 1,900 | -200 | 23歳 |
2019 | 2,100 | 0 | 22歳 |
2018 | 2,100 | +300 | 21歳 |
2017 | 1,800 | +300 | 20歳 |
2016 | 1,500 | 0 | 19歳 |
ではここから、小笠原慎之介選手がメジャーで通用するのか、課題は何なのかについて深掘りしていきましょう。
2024年時点で、27歳の小笠原選手はプロ9年目となります。
2015年には東海大相模のエースとして夏の甲子園でチームを優勝に導き、その年のドラフト1位で中日に入団しました。
2021年には8勝、翌年には自身初の2ケタとなる10勝を挙げ、防御率2.76(リーグ6位)と素晴らしい結果を残しています。
通算成績は43勝58敗、防御率3.57。
MLBアジア地区担当スカウトはこの点を高く評価しています。
「球のキレの良さと制球力が素晴らしく、強豪球団に所属していれば最多勝争いをしていてもおかしくありません。カブスで大ブレイク中の今永昇太と似たタイプなので、米国でも通用する可能性は決して低くありません」
ただSNS上では小笠原慎之介選手がメジャーで通用しないのではないかという声も多くきかれます。
まあ言うならば、青柳晃洋と小笠原慎之介のメジャー挑戦大失敗を心から願ってる あの日本成績でメジャー成功されたら今後のNPBに悪影響
中日の小笠原慎之介ってメジャーで通用するのかな?
やはり小笠原慎之介選手には課題もあるようです。
「三振率は最低」との指摘もあり、ゾーン内での効果的な投球がアメリカのメジャーでの成功の鍵となりそうです。
小笠原慎之介選手の年俸予想について深ぼりしてきました。
2024年の年俸が約1億円のようですが、メジャーに行くことになると13億円になるとも言われています。
2024年のポスティングシステムの申請期間は12月15日まで。
球団からの申請を受理したNPB(日本野球機構)がメジャーリーグ(MLB)に伝え、30球団に通知されます。
交渉はその翌日から45日間行われることになります。
この期間内でメジャー挑戦の行方が決まりますので、2025年の早い時期に発表されるのではないでしょうか。
小笠原慎之介がメジャー行きたいなら頑張ってほしいけど、ダメだったら地元のDeNAに来てくれていいのよ?
メジャーに行っても行けなくても、小笠原慎之介選手は大人気ですね。
今後の動向に注目したいと思います。
*メジャーに行くなら英会話も大切。大谷翔平選手の英語力についてはこちらの記事をどうぞ。