大谷翔平選手が見せた驚異の復活力が、また一つ野球界を驚かせています。
ワールドシリーズで経験した左肩の亜脱臼からわずか2日での復帰は、彼の持つ「スーパースター性」を改めて印象付けました。
この記事では、
大谷翔平の怪我歴がすごすぎ?
ということで、これまでの怪我について振り返ってみたいと思います。
把握されているだけでも16回も怪我をしているようです。
さらに、大谷選手の二刀流の復活についても探ってみましょう。
オオタニさんがグレートなことがよく分かるのではないでしょうか。
2024年10月のワールドシリーズでの盗塁時に、大谷選手はスライディングで左肩を脱臼しました。
痛々しい映像が世界をかけめぐりました。
ですがわずか2日で試合復帰。
「左肩の亜脱臼」と診断されていて、通常であれば数週間の休養が必要とされる怪我です。
ですが24時間体制の医療サポートと本人の驚異的な回復力のおかげで復帰したようです。
MRI検査で大きな損傷が見られなかったことも幸いして、早期復帰が可能となりました。
大谷選手は2024年は打者に専念し、2025年からの二刀流再開を目指します。
これまでも右肘手術などの大きな怪我を乗り越えてきた大谷選手の新たな挑戦が始まります。
日本ハム時代、2017年には右足首の手術を受けています。
これは有痛性三角骨障害という症状で、内視鏡手術により約1ヶ月で復帰しました。
メジャー1年目となる2018年には右肘の靭帯損傷でトミー・ジョン手術を受けました。
この手術からの復帰には通常1年以上かかるとされていますが、大谷選手は予想を上回るペースで復活を果たしています。
2023年シーズンには再び右肘の靭帯損傷により、投手としての登板を断念。
ですが、打者としては44本塁打を放つなど、怪我を抱えながらも驚異的な成績を残しました。
これまでの怪我歴を表にしました。
大活躍の大谷選手ですから、怪我をするのはやむを得ないのでしょう。
ですが、復帰が早く、その後も活躍を続けているのは、本当にすばらしいことですよね。
これまでの怪我歴の一覧表をご覧ください。
年月 | 所属 | 怪我の内容 | 復帰期間 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2013年 | 日本ハム | 右頬骨不全骨折 | 約3日 | 練習中に打球が直撃 |
2 | 2014年 | 日本ハム | 腰の怪我 | 短期間 | リハビリで回復 |
3 | 2016年7月 | 日本ハム | 指のまめ | 約2ヶ月 | 登板中に発症、打者として出場継続 |
4 | 2017年2月 | 日本ハム | 右足首 有痛性三角骨障害 | 約1ヶ月 | WBC欠場、内視鏡手術実施 |
5 | 2017年4月 | 日本ハム | 左大腿二頭筋の肉離れ | 約2ヶ月 | 走塁中に負傷 |
6 | 2018年6月 | エンゼルス | 右肘内側側副靭帯損傷 | 約1ヶ月 | 投手復帰は9月 |
7 | 2018年9月 | エンゼルス | 右肘内側側副靭帯損傷(再度) | シーズン後に手術 | トミー・ジョン手術実施 |
8 | 2019年9月 | エンゼルス | 左膝蓋骨手術 | シーズン途中で離脱 | 打者としての出場に影響 |
9 | 2020年7月 | エンゼルス | 右屈曲回内筋群の損傷 | 全シーズン | 投手としては復帰せず |
10 | 2023年7月 | エンゼルス | 左腰付近のけいれん | 短期間 | ダブルヘッダーの疲労 |
11 | 2023年7月 | エンゼルス | 両ふくらはぎのけいれん | 短期間 | 連戦による疲労 |
12 | 2023年8月 | エンゼルス | 右手中指のけいれん、右肘靭帯損傷 | シーズン終了 | 投手としての登板終了 |
13 | 2023年9月 | エンゼルス | 右脇腹の怪我 | シーズン終了 | 打者としても離脱 |
14 | 2023年12月 | ドジャース | 右肘手術 | 2024年シーズン | 打者として復帰予定 |
15 | 2024年シーズン | ドジャース | 右肘リハビリ中 | 継続中 | 2024年は打者専念、2025年から二刀流再開予定 |
16 | 2024年10月 | ドジャース | 左肩亜脱臼 | 2日 | ワールドシリーズでの盗塁時に負傷、驚異の早期復帰 |
大谷翔平選手の怪我とその後の特徴もまとめておきましょう。
怪我を乗り越えるのは、精神的にも肉体的にも辛いと思います。
それを繰り返して、大谷選手はさらに強くなっていったということですね。
大谷翔平選手の怪我からの驚異的な回復を支えているのは、徹底した自己管理です。
睡眠時間の確保や食事管理はもちろん、最新の医療技術を積極的に取り入れています。
特にリハビリ期間中は、次のステップに進むための準備を怠りません。
メンタル面での強さも特筆すべき点です。
怪我による長期離脱を経験しても、その時間を自身の成長のために活用。
打撃フォームの改善や体づくりに取り組み、復帰後はより進化した姿を見せています。
常に前を向いて進んでいくのが大谷翔平選手。
私たちもその姿勢を参考にしていきたいですよね。
大谷翔平の怪我歴を振り返ってみました。
たくさんの怪我を乗り越えて、さらに高みを目指す大谷選手の野球歴は本当にすごいですよね。
溜息がでます!
大谷選手の驚異的な努力と周囲のサポートのたまものだと言えます。
そして、2024年は二刀流が封印でしたが、今後はどうなるでしょうか?
これは右肘の完治を第一に考えた決断です。
大谷選手は2024年シーズンは打者に専念することが発表されました。
医療関係者からは「適切な休養期間を設けることで、より確実な二刀流復帰が期待できる」との見方が示されています。
二刀流復帰への道のりは決して平坦ではありません。
ですが、大谷選手はこれまでも幾度となく「不可能」を「可能」に変えてきました。
2025年からの二刀流再開を目指す彼の挑戦に、世界中のファンが注目しています。
多くの選手が怪我で夢をあきらめますが、大谷選手は常に前を向き続けています。
彼の持つ回復力と精神力は、まさに「現代の怪物」と呼ぶにふさわしいものといえるでしょう。
野球界の新たな歴史を作り続ける大谷翔平選手から、今後も目が離せません。
*大谷選手の偉業50-50についての記事はこちらをご覧ください。