人気グループSnowManは中国語学習に励み、中国市場への進出に意欲を見せてきました。
ですがMVで歴史的配慮を欠く映像が問題となり、炎上。中国進出の難しさが浮きぼりに。
ファンの間でも、中国進出をやめて欲しいという声まで出てきています。
この記事では、
人気グループSnowManの中国に進出はどうなるの?
について探ります。
SnowManの「KATANA」MV:岡本寧次の刀で中国で炎上
SnowManが2024年10月にリリースする予定の新アルバム「RAYS」。
ここに収録される曲「KATANA」のミュージックビデオ(MV)に問題のシーンがありました。
MVの一場面に、第二次世界大戦中に中国で活動した日本軍人「岡村寧次」の名前が刻まれた刀が映り込んでいたのです。
上の写真がそうなのですが、うっすらと文字が見えますよね。
この映像が中国のSNS上で拡散され、炎上、批判の的になったのです。
多くの中国のネットユーザーが
「歴史に対する配慮が足りない」
「日本の軍国主義を美化している」
といったコメントを投稿したのです。
中国人ファンです。わざわざこの映像を編集に入れるスタッフは悪い意図しかないと思います。SnowManは厄介なことに関わってしまったんですね。やっと网易、QQ音楽に進出してくれたのに、もっと中国でSnowManを見たいのに、映像に対する審査が足りないね。会社側からちゃんとした謝罪お願いします。
SnowManが所属するレコード会社MENT RECORDINGは、映像を停止し、公式サイトで謝罪文を発表しました。
中国進出どうなるの?:SnowManのファンの不安
日本と中国の間には歴史認識の問題があります。
今回それがエンターテインメント業界にも大きな影響を与えました。
SnowManだけでなく日本のアーティストが中国市場を目指すには、より慎重な制作体制と、歴史や文化的背景への深い理解が必要ですよね。
SnowManのファンたちは、中国進出の難しさを目の当たりにして、もうやめた方がいいという声を多く出しています。
Snow Manの炎上の件、これから中国進出は無理だ
Snow Manがこういう風に炎上した以上一番懸念されるのはメンバーの安全性だよね。特に、この先いつか中国に実際に行きますよってなったとき。中国進出の是非はともかく、そこをきちんとしないと有名人なだけにもし何かあったときは日中の感情激化の影響もありうるから馬鹿にはできない。
こうなるとSnowMan嵌められたとしか思えない。発注先に中国人いたのか? もう中国語なんて勉強しなくていいと思うし、中国進出なんてもうやめて。
そもそも中国進出なんて望んでなかったし、それでもSnowManが中国語勉強したり目標にしてたから応援してたけど、これで中国進出が難しくなったってことならそれはそれで別にいいです個人的には。
中国の音楽市場は巨大で、成長もはげしいです。
ですから多くの日本のアーティストにとって魅力的なのですよね。
ですが政治的・歴史的な問題が横たわっているので、中国進出のハードルは高いと言えます。
一部の中国ファンからは「メンバーに罪はない」「今後も応援し続ける」といった声も上がっています。
一方で、「日本のアイドルはもう見たくない」といった厳しい意見も見られます。
SnowManの中国語学習:中国進出への意欲
これまでSnowManは中国市場への進出に意欲を見せてきました。
メンバー全員が中国語検定HSK2級に合格したことが話題となりました。
HSK2級は日常会話レベルの中国語能力を証明するもので、SnowManメンバーたちの語学学習への熱心な姿勢が伺えます。
日本のファンも一緒に中国語を勉強したくなったりして、とても良いことですよね。
岩本照さんは、
「中国語の勉強は大変だけど、ファンの皆さんと直接コミュニケーションを取りたい」
と語り、他のメンバーも積極的に中国語でのコメントを SNS で発信しています。
SnowManは中国最大のSNSであるWeiboでも公式アカウントを運営しています。
フォロワー数は100万人を超え、日々の活動報告や中国のファンへ向けたメッセージを投稿し、大変な反響です。
中国語と日本語を併記するなど、現地ファンとの交流を大切にしている様子が伝わってきます。
2020年には「JAPAN EXPO THAILAND 2020」に出演し、50万人以上の来場者の前でパフォーマンスを披露。
中国でも話題となり、SnowManの知名度はあがってきています。
SnowManの中国進出はどうなる?様子見か|まとめ
SnowManの今後の中国進出のための活動はどうなるでしょうか?
しばらく様子見の状態が続くと予想されます。
当面は慎重な姿勢を保ちつつ、これまでの中国語学習やSNS展開の努力を無駄にしないよう、着実に活動を続けていく可能性が高いでしょう。
SnowManは以前にも、岩本さんが黒人差別のシンボルとされる「南軍旗」のTシャツを着ていたりして、問題になりました。
日本にいると気づかないことがあるのでしょうが、世界進出を考えるなら、本人やスタッフも注意して、ぜひ頑張ってほしいですね。